『どん底とおもったら上り坂の一歩』の話

「夢を叶えるゾウ」という本を知っているでしょうか?

ドラマにもなっていたので、本を読んだことがなくても、少しくらいなら内容を知っているという人もいるかもしれませんね。
(ぜひいい話ですので、本を読んでみてください。)

大体のあらすじは主人公の夢を叶えるためにゾウの神様であるガネーシャが色々課題を出して、それをこなしていくというものです。

この本のドラマでこんな場面がありました。

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ある日ガネーシャは、主人公の女の子に「ギターをマスターしてギター大会に出て優勝しろ。」
と課題を出します。

主人公はギターをしたこともないので文句を言いながらも少しずつ練習します。

しかし、全然うまくなりません。

指を痛めてまでも一生懸命練習をするのですが、全く上手になりません。

ある日、我慢が限界になり彼女はガネーシャに対して怒りをぶつけます。

「なんでこんなつらいこと続けないといけないの!もう嫌!出来ない!」

そうするとガネーシャが「そのもう出来ないという気持ちが大切なんや!」と言いました。

人間辛いことがあると、もう辞めたい、自分には出来ないんじゃないかと思い始めます。

しかし、そう思った時が一番感情の底で、それを乗り切れば、何でもできるようになる!
と言うことです。

嫌だと思い始めた時は、どん底にいるようですが、実は上り坂の1歩を踏み出しているのです。

私自身も過去に辛いな・・・と思った時に「ここが底だ!もうこれ以上はきつくないはず」と思うと気分は楽になり乗り切れました。

落ち込むと嫌なものですが、意外にとことん落ち込んだり沈んだりした方が、それがバネになって力が出しやすいことがあるのです。

気持ちが落ち込みやすい人は、ぜひそれを糧に頑張ってください!

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